時間/嘘松

寝ている、とにかく毎日しこたま寝ている  今人生で一番寝ている  インフルエンザになった時くらい寝ていて、寝ている

 

お笑いライブも、大波乱の世の中の末中止が多発し、グレイモヤで大阪にも行ける予定だったけどそれもなくなって、だから寝ている  

寝て起きて、映画を数本見て、寝ている   「2月はとにかく寝るぞ!」と1月に目標を掲げ、「寝るって最高なんだな!」と噛み締めている。

わたしは昔から睡眠時間を疎かにする癖があり、自分でもそれをよくないと思っている。だから、水木しげるの「睡眠力=幸福力」理論に劣等感をずっと抱いていたのだけれど、事態は一転、今の睡眠力に溢れたわたしをどうか水木しげるに見て欲しい。

それで「どうだ!」と水木しげるをぶん殴ったあと「嘘、嘘!」とごまかして一緒にお酒を飲んで23:15くらいからやってるバラエティとかを一緒に見てそのあと1:30くらいに意味もなくコンビニに酒を買い足しに行きたい。それで3:00くらいに帰って欲しい。

 

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この間、夜の6時半に早稲田の馬場下町あたりを歩いていたらおばあちゃんに「今って何時?」と言われたので「6時半ですよ」と答えた。そしたらおばあちゃんに「それって朝の?夜の?」と聞かれたので「夜ですよ」といったら、「あーーー!!やっぱりおかしいと思ったのよ!」と言われた。

朝か夜か問われた経験がなかったので、新しい何かの概念とか信仰の押し付け/勧誘かとおもったけど、そのおばあちゃんに話を聞くとそうではなかった。彼女はお昼寝していたらしいが、起きた時に真っ暗だったので、咄嗟に「朝だ!」と思って準備をして、日課である戸山公園での朝のラジオ体操に向かっていた途中だったらしい。その道中「あれ、これはもしかして朝ではなく、夜…?」と思ったらしく、たまたまその疑念がピークに到達した時に一番近くにいたわたしに朝か夜かを問うたらしい。

「やっぱり!もう、おかしいとおもったのよ、いろんなお店が煌々としているし、人通りも多いなと思って〜!」と言っていたので、かわいすぎる〜〜と思って一通り2人で爆笑した後、そのおばあちゃんと別れて、1人でクロックムッシュを食べにドトールに入った。

ドトールの店員は早くバイトが終わって欲しいと願うあまりか、「あと43分ほどで閉店となってしまいますが大丈夫でしょうか?」と来る客皆に分刻みで「閉店時間まで残り何分か」を教えていた。

 

この話、めちゃくちゃ「嘘松」みたいじゃないですか?「ちょっと待って、」から始まりそうな話ですが、本当なんです(泣)嘘松にしては弱いし

 

ほんとの嘘松でも見ましょう(泣)

http://animeru.net/archives/114907.html