革命について
25歳 この年はとにかく革命がない
小革命はあっても大革命はない 小革命というのは、重曹を使えばゲロのにおいが消えるとか、コインランドリーを初めて使ってみたが意外と楽しいとか、そういうことで、昔は考え方がガラッと変わったり、それはそういうことだったのかと気づき視野が広がったり、そういうことがたくさんあったから大きくない頃は楽しかった 新しい漢字を覚えたり部活に入って新しいことにチャレンジしたり、そういうことが義務であったしそれから生まれる音というのは、「革命の足音」として位置付けられた 革命があるから「黒歴史」があるわけで、今は黒歴史になり得そうなものなどわたしには存在しない 最近のわたしの歴史といえば常に暖色めいていてかわいい
小さい頃あまりにも自分の無知さに落ち込む瞬間が多かった 生まれて5年しか経っていない時も、言葉を知らない ものを知らないことに無知ゆえすみません 幼いゆえすみません としきりに思っていて、16歳くらいのときそれがだいぶなくなって気が楽だったと共に、ひとつの「革命」がわたしの中で産声をあげた瞬間でもあった
今、わたしの日常というフィルムを誰かが取り出してランダムに切り取ったら、映像を作ってるか、酒を飲んでいるか(友達と、或いは一人で)、展示や映画など何かを見ているか、本当にどれかしかなく革命とは最も遠い毎日である 〇〇以前以後に分かれることもなく考えていることも特段同じで、何かを至極考える時間などもない 友達は終始最高で、好かないやつの傾向は一緒、ずっとじいじとばあばが憧れで、それ以上のことはないしそれ以下のこともない
それ以上も以下もないことは良いことなのだが、わたしは贅沢ゆえ暖衣飽食の生活にも不安を覚えてしまう 革命を起こしたい 革命に失敗している!常に「革命に失敗している」という感覚がある!!革命に必要な余地不足がない!!世界がもっと、広がってくれ!!!現時点で世界がおっきくなる見込みもなく、ぐうたらな亀の上にどうしようもない象がこれでいいんでしょと言わんばかりに立ち尽くしている!!!!うざい!うざい!うざい!亀をつついて甲羅をひっくり返せ
「無から生まれた」
ビッグバンは説明になっていない 宇宙のそういうところがきらい ハッブル連れてこい
りゅうちぇるの批判と滝沢ガレソのゴシップについて
いつのまにか勝手に春が終わろうとしている
寒くて震えながらタバコを吸っていたのに、暖かくて眩しいなと思いながら息を吐くようになった
最近、中高入っていた合唱部のライングループが8年ぶりくらいに動き、合唱部が廃部になったことを知った 原因は人数の減少らしい
コロナと合唱(大勢でめちゃくちゃ歌う)の相性が悪すぎるので、仕方ないなと思う反面
「合唱部」そのものは割とメジャーな部活だし、小さい頃合唱をやっていたみたいな人も少なくないはず 加えて運動部を挫折した人が行き着く避暑地的な役割も果たしていたという認識だったので、どんどん部員が減っていくまでの過程を想像したりして本当になんとも言えない気持ちになった ほんとうに悲しくて帰ってから酒をいっぱい飲んだ(悲しさを言い訳に)
いつも大野くんに会うと褒められる、昔書いた合唱部についてのブログどこかへいってしまった 読み返したい
この間飲んでいる時に一緒にいた人が不安定さを指摘されまくっており、本当に絶望してしまった 不安定さがアイデンティティを形成しているんだろうがと思い 許してやれよとおもった 不安定が生み出す歪の方が美しいだろうが
ただ不安定さを武器にして何かから逃げるという行為は確かにそんなに好きじゃない 「不安定」は正しく使え、「脱落」を宣告されるまで逃げるなとは思うけど、別にその人はそういうことをする人じゃないのでなおさらそのセンスのない指摘にムカつきすぎて不快で苦痛だった 安定していることが偉いのかよ
美しいものを作る人に 良い人はいないことを知っておくべき
悲しさと絶望と生きるのがダサい齢になってきた 各々の幸福に向かって歩むべき いつまでも死にたがっていたいのに
というか全然関係ないんですけど、
マジで文章が書けなくなっていてショック 昔はコンスタントに考えていることを文章化していたので本当にスラスラ文章がかけていたのに、全然書けなくなっている!言葉が本当に出てこないし最近考えてることあるっけ?何だろう
濾過せず思考を垂れ流している4人くらいしか繋がっていないツイッターのアカウントを見ても「帰ったら洗濯する」とか「歯並びが良すぎて親知らずが綺麗に生えてきて嬉しい」とか「つかれた」とかしか呟いてなくて辟易 もっと思考していることを文字化しろ テーマを持って生きろ
毎日椎名林檎の「無罪モラトリアム」を何周もしていたら終わる キョコロヒーを見てよくわからないけど泣いてしまう たつたがわの銃の悪魔のツイート何度見ても面白い
まず一歩としてりゅうちぇるの批判と滝沢ガレソのゴシップを見て気持ち良くなるのをやめねばならない
さいきん考えていること
今夜は爆睡しちゃうぜーと思って意気揚々と布団をかぶったのに5時間くらいしか寝れなかったのは、前日に12時間寝たからだろうか、でもその前の日は5時間半しか寝てないし、その前は4時間しか寝てない などと、わたしは数字に囚われる癖がある
数字がすきというか、可視化がすきなので全ての記録アプリをやっている SNSも記録アプリだと思っている ツイッターやインスタを、その時の自分の言葉写真の鮮度を維持するためのものとして使っているので、自分の中ではほとんど「風化させないbot」と同じ役割を果たしている
チケットや映画の半券も全部スケッチブックに貼って、日付とその時の感想や所見をチロっと書いたりしている これは普通に、何かを捨てるという作業が苦手だからこうしている
社会人になって1ヶ月が経ったが、今のところ全く大学生に戻りたくない 社会人になれてよかった 社会人になっても相変わらず体育をしなくていいので本当にうれしい 本当にあの時間はなんだったんだろうか 体育を"しなくてもいい"のが、「大人になる」ということである
通勤途中に他の鳩を脅かしている鳩を見かけて、そいつは他の鳩とちがってすこし白くて体格も大きくて、ただわたしの方が圧倒的に大きいので、その鳩がえばっているのを見てめちゃくちゃムカついて「バカじゃねーの」と思い、そのバカの鳥の方に足をドンとやったらバカの鳥は飛び去った わたしの方が強いなあとえっへんとなったが、そのわたしもまた、誰かにとっての「バカの鳥」なのであるよと思った 最悪なんですけどー
femme fataleの「だいしきゅーだいしゅき」、TikTokで消費されるためだけに作られた商業的なにおいがしてこれが発表された時なーにがだよとおもってPVに低評価を押していたが、わたしも世の流通の片隅にいることの象徴としてこの曲に普通にハマり、毎日これを聞くハメになっている ほんとうにかわいい(泣)
しかし「あたしじゃないなんて終わってんね」という歌詞には聞く度に違和感を持っている
ここ5年くらい「あたしじゃないなんて終わってんね」的な風潮がはびこっているの 普通にダサくないですか?自分の主義主張信念に芯があり、それを全うしているやつは「あたしじゃないなんて終わってんね」とか言わなくて、言うより先に行動で示しているので、そういうことのできない弱い弱いやつらの最後のあらがいでしかない 「生きてるだけでえらい」もそうだし
「あなたは終わっている」と言い切られると、言い切った方が強いみたいになるので安易な防衛あるいは攻撃として使われているのか、ここ数年のSNS大航海時代においてこの言葉には非常によく遭遇してきたけど、よくそんなダサい武器を生きる術として装備できるなと思ってしまい、それを大声で何度も歌ってるこの曲にはすこしうんざりしてしまう部分もある、が、かわいいので何度も何度も聞いてしまう 人間の愚かさ 二面性 矛盾 しかし兎にも角にも、「安易な強いだけの言葉」はいけ好かない 絶対に使うな
ラジオをものすごく聞く時期とまったく聞かない時期があり、今は全く聞いていない 去年は1日6時間くらいラジオを聞いていたのに今は週に1時間しか聞いていなくて、この周期がどう切り替わるのかは分からない というかラジコが使いにくすぎて離れてしまった気がする Podcastはずっと聞いているので ラジコどうにかして
「死刑にいたる病」おもしろかった しかしさっき解説サイトを見ていたら、あまりおもしろそうじゃなかったのでフィルマークスの評価を下げてしまった 映画を見ている時の緊張感とか映像や構成の迫力に飲まれたままでいいのに ほんとうによかった!おすすめ
今日の天気、何色で何て名前なんだ?最近天候のことばっか気にしなきゃいけなくてムカつく、でも天候は話題の切り口にもなるから、ほんとうにありがとう
2021年度
サークルを卒業したものの留年して、本来暇な予定だったんですがわたしの周りの人はみんな優しくてすごくて、わたしは本当にラッキーなのでたくさんの仕事を任せてもらいました!!! 4月からそれぞれ少しずつ振り返らせてもらっていいですか!すんません
<4月>
ちょうどコロナの第何波かがすごくて、生のライブがあまりなかった時期な記憶です 無観客配信が多かったイメージ…!
第1回「金閣寺」に音響として入らせていただいていたので、映像編集もできて嬉しかったです!特典映像をギュッと縮めるのがむずかしかった
<5月>
・「ねえ、なんでコントなの?」アーカイブ映像
→オオカミレコードの竹川さんにアドバイスたくさんいただき、初めて3カメで撮ったものを1本にする作業をしました…!大変ですね!これは、「サラリーマン川西夏のボーナス50万円争奪ライブ」のアーカイブ映像の制作にも活かせたので、本当に経験してよかったです!
竹川さんには三四郎さんの単独をお手伝いしたときにご挨拶でき、とてもありがたかったです…!
・かが屋の!コント!16本 コントタイトル画像/ED映像
→そんなに難しくない作業だったのですが、エンドロールに名前を載せていただけて光栄でした…!
<6月>
・ダウ90000 「あの子の自転車 vol.7」OP映像
→卒業後はじめて作ったOP映像でした!サークル卒業した時点でもうOP映像作れないと思っていたので嬉しかったです!イラレをはじめてちゃんと使いこなせて嬉しかった記憶があります…!
この時期は就活とお笑いライブ諸々の両立が完全にできておらず、生活が破綻していたような感じがしていたなかで作ったものということで思い入れもひとしお…!
高校生のときにいったユーロスペースで流れたとのことで、嬉しすぎて流れてる場面の映像だけを蓮見さんに送ってもらいました…!就活がてら帰っていた実家の最寄りのホームで何回も見て、蒸し暑さも吹き飛ばすような「感無量」だった記憶があります!
<7月>
・ナイツ ファミリーコンサート 歌詞パワポ
→歌詞を出すためのパワポを500枚以上作った記憶です!わたしの要領が悪いためにこの作業にとても苦戦し、さまざまな飲みや遊びの誘いを断った記憶があります…!すいませんでした!当日もお手伝い入れて、めちゃくちゃたのしかったです!ルード23期のセリちゃんもこの日同じライブをお手伝いしてたってことをあとから知ったんですが、話しかけてよー!!
→めちゃくちゃたのしかったです!!!!ずっと憧れてた西尾さんとお話しすることができてよかった…!!!ライブも3ステ全部見れて、すごく貴重な機会でした…!おもしろすぎる!
2日間全部のお弁当が美味しすぎて、たくさん食べてしまいました…!ファミリーコンサートも含めて、3日間久喜さんと一緒だったので、知ってる人がいてそれもたのしかったです!久喜さんに「お弁当食べ過ぎじゃない?」といわれて恥ずかしかったですが、その羞恥より弁当の美味しさが勝ちました!
「スタッフは黒い服を着る」というルールを知らず、普通に3日間柄シャツで行ってしまいました… 高校の時に何回かいった草月ホールでライブスタッフできてマジで嬉しかった(泣)片山さんありがとうございました(泣)
<8月>
・Mr.ドーナツ伝説 咳暁夫「ドーナツ伝説寄席」
→前日まで旅行に行っていて、旅行中に作れるか〜とか思ってたんですが作れるわけもなく、帰ってきてから徹夜で作りました、情けない…
・サラリーマン川西の夏のボーナス50万円争奪ライブ 制作物全部
→5月くらいから動いていたのですが、全てが手探りで本当に本当に大変でした!!
はじめてフライヤーを作りました!フライヤーのロゴのは「50万円」の「円」が抜けています!!!とてもとてもいいライブになってよかったです!!!スーパー夏の思い出!
これで川西さんともいっぱい仲良くなれたので本当に嬉しかった!あと映像を過去イチ褒められました!うれしー!
・全日本アマチュア芸人No.1決定戦 OP映像(共作)
→さとりほさんからヘルプのラインがきて、いっしょにつくりました!構成とか曲選びとかデザイン案は全部さとりほさんがやってくれて、それを元に編集するだけだったので、映像制作の楽しい部分だけをやれてありがたかったです!一緒に作れて楽しかった!
同期もペパロニとハリガネティーチャーがファイナルステージに上がり、とってもよかった!OP映像が流れないトラブルもMCの相席スタートさんがどうにかしてくださり映像流れ、相席スタートずっとすきだったのでうれしい…!わたしは2013年の相席スタート初単独にいきましたよ…!
<9月>
・ダウ90000第2回本公演「旅館じゃないんだからさ」OP映像
→映像に使う素材が多すぎて、作るのに3週間くらいかかりました…!でも素材集めるの楽しかったし、レンタルビデオ屋の紺と黄色をモチーフに、いろんな要素がごちゃついてる感じで作って欲しいと言われ、そういう細かい指定があったので構成を考えるのに苦労せず、でした!
千葉にも手タレとして協力してもらったり、色々楽しかったです!!!公演も見に行きましたが、サイコーで!
<10月>
・ナイツ独演会 「Family is beautiful」映像
→8月に作ったパワポを映像にしました!!!10月はこれ以外なにもありませんでした!スラッシュパイルさんお世話になってます…!
<11月>
・ダウ90000「あの子の自転車 vol.8」OP映像
→卒論を書き始めていた時期だったので結構ギリギリになって作り始め、図書館のしゃべれるよみたいなスペースで、思い通りになってくれない映像ソフトに向かって「え!なんなの」「は!!?」等小言を言いながら1日で完成させることができました!公演も見に行った!オモレーでした!
・ゼンモンキー初単独公演「アイアイ」OP映像
→公演の2週間前くらいに荻野さんと早稲田の喫茶店で打ち合わせしたのですが、普通に2時間くらいおしゃべりをしただけで終わってしまいました…!イメージが何も思い浮かばず苦しみましたが、イメージが浮かんでから完成するまでは1日くらいしかかからず、よかった…!
サークルでめっちゃお世話になった先輩の単独ライブの映像作るの夢だったので、嬉しすぎた!!!
<12月>
・「大阪グレイモヤ」開催発表動画
→卒論締め切りギリギリで、ライブのお手伝いをあまり入れてなかったので12月はこれだけになってしまった…!結局大阪グレイモヤは中止になってしまいマジ悲し〜だったんですが、発表動画流した時、マジで聞いたことないお客さんの「ウオー!」みたいな声して嬉しかったです!その時の動画栗原さんにもらって、この時期毎日図書館のトイレ行くたび見ていた
<1月>
・かが屋の新春ネタ初め1週間興行「寅」ネタ中映像
→スラッシュパイルの秦さんにたくさんご迷惑をかけながら、これもまたわたしの要領の悪さと理解力の無さでめちゃくちゃ手こずり、くさかべの飲みの誘いを5回くらい断りなんとか完成しました…!「カラオケ」のネタ中動画です…!
なので公演はくさかべを誘い見に行きました…!かべちゃんありがとう(泣)
・サラリーマン川西の冬のボーナス50万円争奪ライブ 制作物全部
→夏が大変だったので、冬もドキドキしていたのですが、前回より遥かに時間をかけず作れました…!芸人に100万個人で出してる川西さんすごすぎる!なんでだよ
<2月>
コロナでいろんなライブがなくなったのと、2月はいっぱいゴロゴロするぞと思っていたので映像を1本も作らずずっと家で寝たり散歩をしたりしてたら、如月もほとほと呆れ果てたのか、あっという間にわたしの目の前からいなくなっていました…!映画を60本みました!!!
<3月>
・「10卍」 OP映像/ネタ前映像
→学生最後の依頼動画でした!!すごく褒められて嬉しかったです!!!
当日もお手伝いさせていただいたんですが、座・高円寺はスクリーンがデカすぎるのでテンション上がります!楽しかったので帰りにスーパー銭湯寄ってから帰りました!
・「ロレンゾ」OP映像
→これは勝手にわたしが作りますといったので、「10卍」を最後の依頼動画としました!なべちゃんとライブの1週間前くらいに撮影して、たのしかったです!お笑いライブのOP映像としては意味不明だったと思うんですが、わたしがやりたいことだったので最後にできてよかったです!ロレンゾ マジでありがとうございました!
帰りにさーさとセリと栗原さんと4人で打ち上げし、普通に終電逃しタクシーで帰りました(泣)たのしかった(泣)
1年で18ライブの映像作れて、「留年してよかった」と言えるほどに、本当に貴重な経験になりました!この1年でまた新しくいろんな人と仲良くすることができて本当に楽しかったです!
これからもお笑いライブの映像を作るか否か、当日スタッフをするか否かを今のところ断定することはできないのですが、一旦お笑いライブのスタッフは終わりということで!
社会人になってからも、映像にずっと携わり続けられる予定でいるので、これからも「映像が思いつかない」だとか、「映像を作った」などと騒いでいるのに耳を少しの角度でも傾けていただけるとありがたいです…!
時間/嘘松
寝ている、とにかく毎日しこたま寝ている 今人生で一番寝ている インフルエンザになった時くらい寝ていて、寝ている
お笑いライブも、大波乱の世の中の末中止が多発し、グレイモヤで大阪にも行ける予定だったけどそれもなくなって、だから寝ている
寝て起きて、映画を数本見て、寝ている 「2月はとにかく寝るぞ!」と1月に目標を掲げ、「寝るって最高なんだな!」と噛み締めている。
わたしは昔から睡眠時間を疎かにする癖があり、自分でもそれをよくないと思っている。だから、水木しげるの「睡眠力=幸福力」理論に劣等感をずっと抱いていたのだけれど、事態は一転、今の睡眠力に溢れたわたしをどうか水木しげるに見て欲しい。
それで「どうだ!」と水木しげるをぶん殴ったあと「嘘、嘘!」とごまかして一緒にお酒を飲んで23:15くらいからやってるバラエティとかを一緒に見てそのあと1:30くらいに意味もなくコンビニに酒を買い足しに行きたい。それで3:00くらいに帰って欲しい。
この間、夜の6時半に早稲田の馬場下町あたりを歩いていたらおばあちゃんに「今って何時?」と言われたので「6時半ですよ」と答えた。そしたらおばあちゃんに「それって朝の?夜の?」と聞かれたので「夜ですよ」といったら、「あーーー!!やっぱりおかしいと思ったのよ!」と言われた。
朝か夜か問われた経験がなかったので、新しい何かの概念とか信仰の押し付け/勧誘かとおもったけど、そのおばあちゃんに話を聞くとそうではなかった。彼女はお昼寝していたらしいが、起きた時に真っ暗だったので、咄嗟に「朝だ!」と思って準備をして、日課である戸山公園での朝のラジオ体操に向かっていた途中だったらしい。その道中「あれ、これはもしかして朝ではなく、夜…?」と思ったらしく、たまたまその疑念がピークに到達した時に一番近くにいたわたしに朝か夜かを問うたらしい。
「やっぱり!もう、おかしいとおもったのよ、いろんなお店が煌々としているし、人通りも多いなと思って〜!」と言っていたので、かわいすぎる〜〜と思って一通り2人で爆笑した後、そのおばあちゃんと別れて、1人でクロックムッシュを食べにドトールに入った。
ドトールの店員は早くバイトが終わって欲しいと願うあまりか、「あと43分ほどで閉店となってしまいますが大丈夫でしょうか?」と来る客皆に分刻みで「閉店時間まで残り何分か」を教えていた。
この話、めちゃくちゃ「嘘松」みたいじゃないですか?「ちょっと待って、」から始まりそうな話ですが、本当なんです(泣)嘘松にしては弱いし
ほんとの嘘松でも見ましょう(泣)
アルバイト/トイレ/魔物
只今アルバイトをしているが、死ぬほど暇でどうしようもない やるべきことがある時以外は本を読みながらSNSをチェックし、冷蔵庫の上に無尽蔵にある飴を取りに行き、舐めながら寝ている
異常事態が起きない限りいつもこんな感じで、余裕で8時間がすぎるのだが、今日はいつもと違うところが一つある。今日のアルバイト先には、「女子トイレの電気を逐一消す魔物」が同じフロアのどこかに潜んでいるということだ。
その証拠に、トイレに行くたびにトイレが隅々まで真っ暗になっている このバイトを2年くらいしているが、こんなことは初めてである。
本当に落ち込んでしまう。わたしが電気を消す人を"魔物"と認識してる理由は真っ暗が苦手だからである。一人の時は部屋の電気も基本的につけたまま家を出るし、寝る時も電気をつけたまま寝る。暗闇の時に比べて睡眠の質が少々悪いのは勘づいているので「ヨシ!今日は電気をつけて寝るぞ!」という時は、思いっきり息を吸い込んでプールに潜る時みたいに、えいっと電気を消して急いで寝る。でもそれは本当に疲れるから、諦めて電気をつけて寝ている。
このようなわたしは、先ほどから突然目の前に現れる「真っ暗のトイレ」に遭遇するたびに「エッ」と一瞬叫びそうになり、そのあと悲しい寂しい怖いというどうしようもない気持ちがすぐに心をぐるっと取り囲み、電気をつければそれらは晴れるものの、さっきまでそのような寒色の感情になっていたという事実に、少しだけれどダメージを負ってしまう
わたしはいつでもめちゃくちゃトイレに行くのだが、今日はその度に少しずつダメージを負っているのでとても疲れている。
「いや、今日はそういう日って分かってるなら覚悟してから行けよ」と言う人はいるだろうが、覚悟しているやつは飴を舐めながら寝ない、し、飴を舐めながら寝ているやつは怖い思いをしてもすぐ忘れる。わたしが『三匹の子豚』に出ることになったら最も愚かとされている一匹目の子豚の役に配役される。あんなに愚かな話は無くて、わたしが大学3年生の時毎朝『三匹の子豚』を見てから大学に行っていたのは、自分の同じ程度の"愚者"を見て安心するためかもしれない。
その"魔物"はどこにいるのだろうか、フロアに女の人は何人かしかいない、全員ひとつのスペースに集めて犯人を特定してその人と議論をしてみたい そして負かしたい そのあと2人で映画を見に行って仲直りしたい 毎晩電話してみたいかもしれない
しかし、わたしはいま魔物が1人であるという想定で喋っているが、同じフロアにいる女の人全員が"魔物"だったらどうしようと思ってきた、一刻も早くここから逃げ去りたい、狼は、怖い…。
映画を見ている/ラインが返せない
年末年始は映画をたくさん見て寝て起きて、ずっとこれなら良いよと思った
ひらいて 香川1区 最強殺し屋伝説国岡が特に面白かった ひらいてを見終わったあと映画館を出たらどうしようもない子供の笑顔みたいに晴れていてそのあと良い喫茶店に入って大森靖子の「ひらいて」を聞きながら、友達との約束に少し遅刻したのもよかった
アニメもAngel Beatsとヒカルの碁を見て、「小さい頃アニメをまあまあ見ていたのにどうしてもポケモンしか思い出せないからショボンとしていた最近のわたし」が少しずつ報われ出していると思った
舛谷に「三谷ともうちょっと出会うのが早かったら人生変わってたかも」と送ったら「俺はダケさんにもうちょっと出会うの早かったら人生変わってたかも」と返ってきた 舛谷は優しい
最近ラインが返せないようになってめちゃくちゃびっくりしている 内容に依るが、ラインの返信頻度でその人への信頼の大きさを測ってる部分が自分の中に有って、だからわたしはラインの通知はバッジ以外オフにしているがどんな時でもなるべく見たらすぐ返すようにしていた
だけれども、最近といえば、ラインが来ているのは分かっていても何か作業をしていたり家事をしていたりすると返信を考えるための脳みそのキャパが全く残っていないために返信ができなくなっている ラインを溜めてしまう人の理由としてよく「頭の中で返事して、それで返した気になっちゃう」というのを聞くが(ケミオが言ってた)、その段階にすら至れていない 返事すら思いつかない 返すのが億劫とかではなく返す能力がない それはその人から来ているラインの内容が返しにくいとか、内容の質に依拠した話ではない 本当に
ただ、業務連絡は1秒で返すように心がけている 業務連絡を即答できないわたしはわたしではないので
人といると携帯をあまり見ないのもあるが、余計そうなってしまうので、人が泊まりに来た日なんかには本当に返すのが1日後とかになってしまって申し訳ない
何かを考えることにおいて本当に脳みそが死んできてる気がして、そういえば最近会話もよく考えてしていないような気がする 今までの「会話」という経験の積み重ねから適当に答えを引っ張り出してきている気がする まずい 脳の彩度がどんどん落ちている気がする これは本当にあまり良くないと思っている
曲も最近は同じ曲を繰り返し聞いていて、ここ2週間くらいはHazeの挽肉しか聞いていない 覚えたいとか中毒的になっているとかではなく脳みそがいれる曲を1曲しか受け付けていない
ギガバイトが当たり前のこの時代にわたしは、昔のUSBみたいに全体の容量が200MBくらいになってしまっているのかもしれない それは本当にまずくて、『人を罵る時は「死ね」落ち込んだ時は「死ぬ」と言ったように、一つの言葉を活用形で変化させて一見違う言葉に見せる』みたいなことばかりの毎日だ