雲と霞の話、明晰夢の話
【雲と霞の話】
高校の時、黒宮れいのことが大好きな子がいたのを、大森靖子の「みっくしゅじゅーちゅ」のMVを見ていて思い出した。その子はあまり口数が多くないがしっかりと自分の意見をもっている子で、とても顔がかわいくて色が白くて、なにかを悩んでいるのかなにかを恨んでいるのかはたまたなにを喜んでいるのかがぱっと見で分かりにくかった。儚くてすぐにでも消えてしまいそうだと今でも思っているが、わたしはその子のことが大好きだった。
その子もわたしも、高校の学園祭実行委員会に所属していてその子は委員長でわたしは会計で、同じ三役だった。それもあってとても仲がよかった。あまり普段積極的に見えないその子がすごい速さでサクサクパンパンと仕事をしている様は見ていて気持ちが良かった。
その子は九大に進学して今は九州に住んでいて、2,3ヶ月に1回の頻度で電話して近況を話し合っている。その子から電話を切ることはなくてわたしが「もう切るね〜」というと「ええ〜…」と本気で寂しそうな声で言ってくるので本当にわたしの友達はやっぱりみんなかわいいと思う。今度、わたしの友達がいかに全員かわいいかという話をします。かわいいというのは容姿のみならず愛嬌が凄まじかったり性格がものすごく良かったり、そういうのをまとめて「かわいい」としています。
その子の儚さから醸し出されているその雲や霞を、できるだけ長く、わたしはつかんでいたいと思います。
【明晰夢の話】
今日見た夢がすごく怖かった。インターンみたいなセミナーみたいなものに2泊3日くらいで参加しているのだが、最後、それを主催している団体もわたし以外の参加者も全員カルト宗教団体であることに気づいて、でもそれから逃げると社会的に抹殺されるのでもう後戻りはできなくなっている みたいな夢を見てかなり最悪な目覚めだった。
夢というのは結局わたしの脳が演出しているわけだが、最後は「ムンクの叫び」シリーズの年が経つにつれどんどん歪んでいく背景のように世界がぐにゃあとなってしまい、そこにいた人たちの顔も四畳半神話大系の宗教の回の信者たちみたいな顔になっていた。あとプリキュアのモブ敵のザケンナーみたいな顔のやつもいた。マジで怖かったが、わたしがもしそういうシーンを作るとしたらそういう風に演出するだろうなと思った。
このことをブログに書こうと思った時に、「こういう作業を続けていたら明晰夢を見るっていうよな〜」とふと思い、「あれそういえば1年前くらいにわたしは夢日記をつけていたな」と思い出した。でもその時期は何故かエロい夢しか見ない「エロ夢フィーバー」が毎晩起きていて、めちゃくちゃエロい展開の夢が殴り書かれたあとに、最後「とてもエロかった」という感想で締められているものばかりで、振り返った時に普通に最悪だったのでつけるのをやめたんだよな〜と思い返した。あとなんかエロイベントを誰かに邪魔されて「それが普通に邪魔だった」とか書いてたのでそれも最悪でした。
そういえば、山田五郎のYouTube とってもおもしろいです。知識欲が満たされまくります、知らないことが消えるたびに嬉しくなりますよね。概要欄とか編集とかかなり間違ってるなってなるんですけど、そこも含めて最高です。山田五郎の周りってこういう人たちがいるんだなと思えます、山田五郎は愛されていてかわいいです。
最近、聞いたらわたしの心がきゅんってなる曲をあつめたプレイリストを作ったのでApple Musicを使ってる人は聞いてもいいですよ、300曲以上あります。
扉絵はわたしのだいすきなおもひでぽろぽろです。
あとfemme fataleの「鼓動」のMV良すぎます。お金がしこたまかけられているのでクオリティがズバ高くて、良いのは当然なんですが、わたしは世界観が作り込まれていればいるほど良いとおもってしまうので、そこも引き込まれてしまうポイントです。1日1回見てしまいます。これからも愛して欲しいし、でも構わないで欲しいです、あなたに言っています。